検査・リハビリテーション
検査・リハビリテーション
当院では、経口上部内視鏡検査以外に、鼻からの内視鏡検査を行っています。胃カメラは辛い検査というイメージがありますが、これは咽頭部を通る時に一度、ゲェーと言わせると消化管の緊張が高まり、しばらく嘔吐反射が続いて検査に支障をきたします。経鼻挿入法とは、超細径スコープを鼻から挿入することによって、スコープが咽頭部に接触しないので、苦痛が少なく、安全に検査することが可能です。
内視鏡検査に対する恐怖心の強い人でも、超細径スコープであれば検査が楽にできます。
先端部径5.9mmの極細スコープでありながら、経口スコープに迫る広角高画質を実現し、患者さんの苦痛をやわらげる経鼻挿入に適したしなやかなスコープです。
当院では、四肢の血圧測定からABI(足関節/上腕血圧比)やPWV(脈波伝播速度)を算出して動脈血管の狭窄、閉塞状況や硬さを評価し、動脈硬化症の早期発見診断する動脈硬化検査装置を設置しています。
整形外科のリハビリテーションは、主に運動器(動くことに関わる骨や筋肉、関節、神経などの総称)に対して行われ、病気や外傷で生じる様々な運動器の機能障害を回復し、残存した障害を克服しながら社会復帰を総合的に提供します。範囲は幅広く、例えば骨折、骨粗鬆症、変形性膝関節症、関節リウマチのような関節が悪くなった状態、頸椎や腰椎が悪くなった脊椎疾患、スポーツによる運動器の障害、さらに身体機能障害の予防・回復、フレイル、ロコモティブシンドロームなども加わります。腰痛や肩こりは、最もよく見られる頻度の高い症状です。腰痛、肩こり、五十肩、関節痛、骨粗鬆症などでお困りの方を治療いたします。